絵本たべてあげるの結末が怖すぎて教育に悪い?あらすじとネタバレ

最近、衝撃的な絵本を発見してしまったわ。
それは『たべてあげる』という絵本で、好き嫌いばかりしているりょうたくんという男の子が、嫌いなものを食べなかったばかりに最終的にとても怖い目に会うという絵本よ。
その内容の過激さ故に、脅しで食べ物を食べさせる本という否定的な意見もあるようね。
果たしていったいどんな怖ろしい絵本なのかしら?
りょうたくんの運命は?

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『たべてあげる』のあらすじは?

まずは、絵本『たべてあげる』のあらすじだけ紹介していくわね。

この絵本は、好き嫌いをなくすために作られた絵本のようね。

内容がけっこうダークなので子どもへのインパクトは色んな意味でかなり強いと思うわ。

では、ここからがあらすじよ。


この本の主人公、りょうたくんはピーマンが大嫌い。

「ピーマン いやだ」

とつぶやき、代わりに誰か食べてくれないかなと思っていると

「たべて あげる」

と言いながら小さい男の子が現れた。

「きみはだれ?」とりょうたくんが聞くと

「ぼくは ちいさな りょうたくん いやなものは ぜんぶ ぼくが たべてあげるよ」

と言い、ピーマンを平らげるのだった・・・


嫌いなものを代わりに食べてくれる存在。

好き嫌いの多い子供時代には願ったことがある人もいるんじゃないかしら?

そんな存在が現れてくれたりょうたくんに訪れるのは幸せなのか?それとも・・・?

『食べてあげる』ネタバレと結末は?

さて、その後のりょうたくんは一体どうなったのかしら?


ピーマンの他にも嫌いなニンジンをリトルりょうたに食べさせ調子に乗ったりょうたくん。

彼は、以前よりもわがままになってしまった。

嫌いなものを次々と小さいりょうたくんに押し付けるようになったのよ。

すると、はじめは嫌いなものを押し付けられるだけだった小さいりょうたくんだったけど、彼にも変化が起きていた。

確実にサイズアップしてきていたのよ!!

まるでチビと名付けられたでかい犬のように、名前と存在が矛盾し始めた小さいりょうたくん。

そして遂に、彼はりょうたくんの食べ物を好きなもの嫌いなもの関係なく全て食べるようになった

「こんなの いやだ!

りょうた いやだ!」

そう泣き叫んだりょうたくんに、進撃の巨人と化した小さいりょうたくんが言った。

「たべて あげる」

こうしてりょうたくんは小さいりょうたくんに食べられてしまい、生活を乗っ取られるのであった・・・。

そして、小さいりょうたくん口の中からこう叫ぶ。

「もう すききらい しないよー!」

嫌いなものを食べないのは悪いこと?

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この本では嫌いなものを食べないと悪いことが起こるという風に、脅しをかけているのよね。

昔から大人は子どもを思い通りに動かすために言い伝えを作ったりして子どもを脅してきた。

私は子どもが嫌いなものを食べないのを無理矢理食べさせるのは親のエゴだと思うわ。

ましてや、考えさせて気づきを与えるようなものではなく、脅しで手っ取り早く思い通りに動かそうなんて傲慢な行為よね。

そもそも絶対にピーマンじゃなきゃ栄養取れないなんてことが今の世の中ある?

ないでしょ?はっきり言って。

ピーマン嫌いだから何?ニンジン嫌いだから何?

そんなもん

いずれ食べたくなったら勝手に食べるわよ。

体に悪いものしか食べないならそれはそれで教育が必要だけどね。

だからと言って

脅してまで食べさせる必要ある?

そこまでする必要性が、私にはちょっとわからなかったわね。

ただ、この絵本にも素晴らしい部分はあるわ。

嫌なことを人に押し付けていたら成長できないって取れるところね。

嫌なことを喜んでできる人こそ、大きく強くなっていく、そういう解釈もできるわ。

まあ、絵本を読んで聞かせるくらいの子どもには、理解は難しいことだと思うけどね。

まとめ

・進撃の巨人りょうた「たべて あげる」

・嫌いな食べ物と言っても、脅してまで食べさせるようなもんじゃない。

・嫌なことから逃げる人は強くなれないという点ではいい勉強になる絵本

 

とにかく怖い絵本だったわ。

私は子どもにはあんまりオススメはしないけど、興味がある人はぜひ読んでみて!

それじゃ。

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