今はどの家庭にも一台以上はテレビがあることが当たり前。
そんな環境で親が心配するのは、テレビ番組から子どもが受ける影響や刺激よね。
特にアニメやドラマは悪影響なものも多いんじゃないか?って思う人もいるはずだわ。
確かに最近のアニメって深夜のも多いしちょっと心配ね。
じゃあ、子どもに悪影響なテレビは生活から排除するべきなのかしら?
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TVアニメなどの番組は悪影響なの?
アニメやドラマには、きれい表現ばかりが出てくるわけじゃないわね。
暴力や性に関すること。
子どもに悪影響なことなんていくらでも出てくるわ。
国民的アニメのアンパンマンですら、悪を暴力で成敗しているくらいだしね。
まあ、さすがにアンパンマンにまでいちゃもんを付けていたらキリないけど(笑)
それでも、深夜にしか放送できないようなアニメだったり、内容が重いドラマの悪影響を考えると怖いわよね。
そういうものを物事の判断ができない子どもに無防備に触れさせるのは確かに危険だわ。
じゃあ、そんな悪影響から子どもを守るにはどうすればいいのかしら?
悪影響から子どもを守る1番の方法
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臭いものには蓋をしろ!
そんな言葉があるけど、私はそんな対処療法的なことってものすごく嫌いなの。
「子どもに悪影響がありそうなテレビ番組は片っ端から排除しろ!」
はっきり言ってそういう考えも私は大嫌いだわ。
「子どもに悪影響があるものは見せたくない!」
確かにその気持ちだけは分かるわ。
誰だってそんなもの好き好んで見せたくはない。
でも、ネットがある現代において、見せないことは不可能に近いと言っても過言じゃないでしょうね。
私が勘違いしている親がとても多いなと感じるのは、年齢が上がれば子どもが勝手に成長するって思ってることね。
そんなことあるわけがない!
年齢が大きくなったらモノの分別が勝手にできるようになるわけじゃないのよ。
誰かが間違ってるものは間違ってるって教えてあげなきゃ、間違ってるのがわからないままなことだってある。
そういう間違ったモノを間違ってるって教えるのは正直面倒だし、難しい。
要するに、悪影響があるテレビ番組を排除したがる人って
そういう間違ったことを子どもに教える自信がないだけなんじゃない?
子どもはいつか必ず『臭いもの』を見たり聞いたり感じることになる。
何も知らない判断もできないままの子どもを1人でそれに触れさせることの方がよっぽど怖いと思わない?
だから1番大事なのは、子どもが何に興味を持っているのか親が真剣に興味を持つこと。
そして、それを頭ごなしに排除しないこと。
子どもの趣味なんてくだらないなんて思ってない?
そんなんじゃいいコミュニケーションなんか取れないわよ?
親がちゃんと興味を持つことで、子どもはそのテレビ番組の内容について親と語ることができる。
そこにこそ教育のチャンスが生まれるのよ。
テレビの悪影響に関してプラスに取ることもできる点は、間違った例や正しい例が出てることね。
だから「こういう考え方はおかしい!」とかって子どもとその番組の内容を通して議論することができる。
そうしたら「子どもが何考えてるかわからない」ってこともなくなるんじゃない?
親は子どもをただ守るだけが仕事じゃないわ。
守りながらも、ちゃんと自立させてあげなきゃ。
たとえ自分がいなくなったとしても、子どもが自分一人で困難に立ち向かえるように育てるのが親よ。
そのためにテレビ番組は利用できるのよ。
ちなみに意味を勘違いしないで欲しいのは、一人でっていうのはずっと孤独で生きろってわけじゃないわ。
生きる上で信頼できる仲間の協力は必要だからね。
強いて言うなら、その仲間を見つけるのを一人でできるようにならなきゃダメってことよ。
まとめ
・確かにテレビには悪影響なものが多い。
・大事なのは、子どもが何に興味を持っているのか親が真剣に興味を持つこと。
・子どもに悪影響なテレビこそが1番の教育材料であり教育のチャンス!
臭いものにいくら蓋をしても、臭いものはなくならないわ。
そして、いつか必ずその蓋が開く時が来る。
蓋をして目を逸らし続けていたら気づいたら子ども自体が臭いものになっているかもしれない。
そんなことにならないようにしっかり蓋を開けて、臭いものは臭いって教えてあげることだって大事なのよね。
それじゃ。
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