博多駅の陥没は過去にも起きていた?原因と世界での事例は?

sinkuho-ruこんばんは、ユミコよ。
今朝、福岡の博多駅で恐ろしい事故が起きてしまったわね。
幸いけが人などの人的被害はなかったそうだけど、
こういった道路に穴が空くような事故って他にも起きているのかしら?
また、世界でもこのような事故が起きているのかどうかも調べてみたわ!

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陥没が起きる原因

今回の事故のような現象は、いろんな原因によって地下に空洞が発生しちゃって、表層(今回で言うと道路の部分ね)が崩壊することによって起きるわ。

この現象は、シンクホールって呼ばれているらしいわよ。覚えておいて。

今回の陥没は、市営地下鉄である七隈線の延伸工事において、

岩盤のところにコンクリートを吹きつける作業中に一部から水が漏れ出してしまったのが原因らしいわ。

私、こういった地質学的なことって詳しくないし、何で水が漏れ出すと崩壊につながるのか気になって調べてみたわ。

できるだけわかりやすく表現してみるわね。

まず、漏れ出した水が土砂を流れやすくしてしまうらしいわ。

で、その土砂がトンネル内に流れてしまうとどんなことが起こるかって言うと、

その土砂が抜けた分、トンネルの上の地盤が緩くなってしまうのよ。

そうするとどうなるか、もうだいたいわかるわよね。

緩くなった地盤が崩壊して道路ごと陥没させてしまうのよ!

国内の過去の事例

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実は七隈線延伸工事でも、過去に2回陥没事故が起きているそうよ。

1回目は、2000年 6月20日

2回目は、2014年10月27日

いずれもけが人はないようだけれど、土砂の流出による陥没が原因のようね。

過去にも同じ理由で陥没が起きているってことは、この辺りは地盤が弱いのかもしれないわね。

また、福岡以外にも、過去に日本国内で陥没が起きたところがあるそうよ。

日本に出来たシンクホール(愛知県春日井市出川町の公園)

出典:http://machiukezoo.biz/archives/5780

愛知県春日井市のとある公園の写真よ。

2015年3月15日に陥没が起きたらしいわ。

幸いけが人は出なかったようだけど、子どもたちが遊ぶ場所だからしっかり整備してほしいわね。

ここは戦前に亜炭っていう蒸気機関車の燃料なんかに使われていた鉱石の採掘場があったらしいから、地盤が弱くなっていたのかもね。

今年2月の陥没現場(大谷地域整備公社提供)

出典:http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO005267/20131104-OYT8T00116.html

これは、2013年02月05日、宇都宮市の大谷平和観音の付近の山林で起きた陥没の写真よ。

この後、2013年11月04日にも陥没が起きたそうよ。

この付近には250箇所の採掘跡地があるそうで、宇都宮市が把握しているだけでも過去に6回も陥没が起きているみたい。

他にも、

2009年4月2日には、

北海道胆振管内安平町のゴルフホールが突然陥没して、プレイ中の女性が亡くなるという事故も発生しているわ。

また、2008年3月11日、

北海道三笠市に、長さ40メートル、幅70メートル、深さ20メートルと巨大な陥没が起きたこともあるそうよ。

もともとそこは、旧北炭幌内炭鉱の跡地だったのでそれだけ大きい陥没が起きてしまったみたいよ。

このように、日本でもシンクホールはたくさん発生しているのね。

世界の事例

もちろんシンクホールは日本だけで起きている現象ではないのよ。

世界各国でもシンクホールは発生しているわ。

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出典:http://blog.livedoor.jp/sekaiminzoku/archives/48325100.html

実は今年の8月には、お隣の韓国でシンクホールが発生してるわ。

この事故は、どうやら道路の下水道配管のつなぎ目から水が漏れて、陥没したということらしいわね。

11月18日、30m級の巨大シンクホールが、ロシア・ペルミ地方にある鉱山からわずか3㎞のところで発見された。
シンクホールは既に民家数件を飲み込んだと見られており、いずれ町全体が飲み込まれてしまうのではないかと、住民の間に恐怖が広がっている。

 

(画像:Oddity Central)

出典:http://www.terrafor.net/news_tz5exhthgq.html

2014年11月18日にはロシアでこんなシンクホールが発生していたそうよ。

町全体を飲み込むなんてまるでブラックホールね!

2010年グアテマラで発生した直径20メートルのシンクホール。3階建ての工場を飲み込んだ。(写真=中央フォト)

出典:http://japanese.joins.com/article/413/189413.html

2010年5月30日には、グアテマラシティで覗くだけで足がすくむような大きなシンクホールが発生したそうよ。

熱帯低気圧の影響で起きた洪水と、下水道管の管理不良が原因みたいね。

3階建ての工場がそのまま崩壊しちゃって、直径20m、深さ30mという恐ろしい大穴ができ、15人が犠牲になってしまったそうよ。

グアテマラシティでは、2007年2月23日にも住宅街でシンクホールが発生して5人が亡くなっているわ。

その時の深さはなんと100mだそうよ。

この他にも世界各地でシンクホールは発生し続けているわ。

まとめ

・今回のような陥没をシンクホールと呼ぶ

・今回の事故は土砂が流れて地盤が緩み崩壊したのが原因と思われる

・シンクホールは日本だけでなく、世界各国で発生している

 

今回の博多駅の陥没では、発生したのが朝5時でという事と、素早い対応のかいあって、

人的被害が0でとても安心したわ。

だけど、博多駅という重要な公共交通機関とその付近の商業施設などが機能しなくなってしまうことによる被害はとても大きいし、

被害の拡大や、復旧の期間が心配よね。

8日の夜には復旧作業が始まっているようで、

まずは水道電気などのライフラインを確保し、そこから埋め立てを開始するそうよ。

まだまだ時間はかかると思うけど、一日も早い復旧を願っているわ。

それじゃ。

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