映画人狼ゲームシリーズの5作目『人狼ゲームラヴァーズ』の最終日。
主人公の高野蘭子は八木ひなたが恋人だったと言い、全員に投票させて処刑させる。
私のように「え?何で?」って思った人もいるのではないかしら?
そこで、どうして高野蘭子がそんなことをしたのか考えてみたわ!
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恋人陣営3人で生き残れたはずなのにどうして・・・?
「これで・・・楓さんに入れれば勝てますね」
この八木ひなた(キューピッド)の言葉通り、恋人陣営3人で生き残ることは可能だったはず。
最終日の生き残りは
高野蘭子・・・人狼(恋人)
吉原虎之介・・・人狼
海老原一香・・・村人(恋人)
八木ひなた・・・キューピッド
梅津楓・・・用心棒
恋人陣営が勝つには人狼側が勝たなければならない。
なので、恋人陣営3人が梅津楓に投票するだけで余裕で勝てるはずだった。
なのに高野蘭子は
「ひなたが恋人だ」
と言い出す。
しかもそれを聞いてひなたは
「バレちゃいましたね」
と何の反論もせずに受け入れて処刑される・・・。
人狼であり恋人の高野蘭子が生き残るには
人狼側が勝ち、恋人が生き残っていればいい
なので、確かにキューピッドは必要ない。
だけど、わざわざ処刑させる必要はあったの?
私もそう思っていたんだけど、見ているうちに高野蘭子がやったことになんとなく気づいたわ。
高野蘭子がラストの投票でキューピッドを処刑させた理由は?
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高野蘭子が最後の投票で八木ひなたを恋人に仕立て上げた理由。
それは、お金が欲しかったから。
佐久間弘人を殺害しに行った夜・・・
高野蘭子は、自分が義父に裏切られ、借金のカタに運営に生贄として売られたことを知る。
妹は生贄として売られなかったことも・・・
高野蘭子はそのことで、自分だけが生贄にされたことに深い悲しみと怒りを感じた。
だから義父と妹に復讐することにしたのよ。
高野蘭子が復讐として思いついたのが、自分が賭けに参加する運営側となって、義父の実の娘である妹を生贄として差し出すこと。
そのためには入会金の1億円が必要だった。
高野蘭子は以前のゲームで勝っているので5000万円はすでに手に入れている。
恋人陣営3人で生き残った場合、報酬1億円は三等分される。
それだと8333万円で1億円には届かない。
だから八木ひなたを処刑することに決めたのよ。
八木ひなたもどこまでわかっていたかはわからない。
だけど、お金のために犠牲になって欲しいという高野蘭子の暗黙の要求を受け入れた。
海老原一香を屋上から突き落とした理由は?
報酬は2等分になり、高野蘭子は無事入会金を手に入れた。
だからゲーム終了時に海老原一香を屋上から突き落とす理由はないのでは?
って思ったんだけど、もしかしたらこういうことなんじゃないかしら?
海老原一香は運営側に強い恨みを持っていて、首謀者を見つけるつもりだった。
だから、運営側に邪魔な人間を消すことで、高野蘭子はより運営側に近づこうとした。
しかも2人はもともと仲も悪かったし、反りが合わない感じだったわよね。
それに、人狼の吉原虎之助やキューピッドの八木ひなたまで裏切った。
そんな高野蘭子にとって、今更そこまで心を痛めるようなことでもなかったんじゃないかしらね。
人狼ゲームの今までの主人公の場合は
自分たちが助かるために仕方なく・・・という感じだったのよね。
でも今回の主人公、高野蘭子は自分の復讐ために仲間を裏切ったわ。
なので共感もしにくいし、後味の悪さがより強い。
だからこそ今までのシリーズとは違ったインパクトがあるラストになってるんだけどね。
小説版では主人公の復讐に対する感情や復讐の理由が細かく書いてあるらしいわ。
興味がある人はぜひチェックしてみてね。
まとめ
・梅津楓に恋人陣営全員で投票すれば全員生き残れた。
・高野蘭子はお金(復讐)のために八木ひなた(キューピッド)を処刑させた。
・海老原一香を突き落としたのは運営側に取り入りやすくするため?
次回作の小説についてはこちらから!
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これらの高野蘭子の行動については、ちゃんと説明されるわけじゃないのよね。
だからこの辺の理由がわからず
「え?どういうこと?」
って思っていた人も多いんじゃない?
ちなみに私は、基本的にハッピーエンドの映画が好きなのよ。
だけどそもそも、人狼ゲームの映画にハッピーエンドを求めるのが間違いなのかもね。
人間は感情で動いてしまうもの。
私はこんなラストもアリなんじゃないかと思ったわ。
あなたはこのラストどう思ったかしら?
それじゃ。
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